昨晩、広島県『県政への提言』へメールを送り
本日受信の確認メールをいただきました。
ツイッターの皆さんのお知恵を勝手に拝借しながら書きましたが
少なくとも他県民として
広島県への愛情と敬意をこめて書いたつもりです。

愛知から広島へのトリエンナーレの実態を見聞きするにつけ
広島ではプレイベントでさえこの状態ですから
このままではいけない、
ここが正念場だとつたない文を書きました。
私も国民の一人として、意見を申すべきだと感じたからです。

尚、一番最初に、私も何かしなければ、と思わせて貰った
ツイートを
張り付けるのを忘れ、このブログでは※青字で追加させて頂きました。
以下がその内容です。


   平和への願い(ひろしまトリエンナーレ)

広島県にお願いです。まずは思い出から語らせて下さい。

私は小学校3年生の時、初めて原爆資料館を訪れました。
昭和30年代終わりの頃です。
RCCラジオ音楽コンクールに出場するメンバーに同行していました。

バスでの移動で疲れ、気分の悪いまま原爆資料館を見学。
焼け焦げた人も物も、人が存在したという影さえもただ恐ろしく、
ケースの中から放射能が浸みだしてくるのではないかとの恐怖にも襲われました。
10歳の創造力です。

実際に原爆の下におられた方々は、想像を絶する苦しみだったに違いありません。
祖母や母から聞いた焼夷弾の恐ろしさ等比べようもない生き地獄。
それが昭和20年8月の広島

やがて我が家にも東京オリンピックを機会にテレビが入りました。
中学生になったころでしょうか、
そのテレビのニュースに、広島でのデモの様子が映し出されました。
その様子に、突然私は思いました。
「これは、平和を求めることとは違う!」と。

その頃の私に、状況が理解できていたわけではありませんが
とにかく、この大勢で声をあげ威圧する、このような行動が
平和につながることはありえないと思ったのです。

その私の脳裏にあったのは、小さい頃聞いたお寺のご講師さんのお話。
長崎で原爆にあわれた科学者の方のお話であったと記憶していますが
 逃げ惑う中、水をくれ、助けてくれと言う人の声を耳にしながら
 その方は、ひたすら逃げた。
 そのことが、その後その方の心を大きく苦しめた。
 その方は苦しみ続けやがて縁あって親鸞の教えの中に救いをみつけた

実際問題として、原爆投下により破壊を受けた街が、人々が復興するのに
心がすべてというわけにはいかない、ということは今は理解しています。
草木も生えないと言われた爆心地が、まだ20年経過していないその頃で
さえこの田舎よりはるかに発展した街だったのは、ひとえにその復興の
ための人々の努力の結果だと思います。

広島は核廃絶を目指し、世界の平和を願ってきました。
私はその願いが祈りが本当に日本の世界の為に役立つ日を願っています。
しかし現実はどうでしょうか?

以前ノーベル平和賞を授けられた「ICAN」という団体がありました。
しかし私は、彼らが日本政府に厳しく発言すればするほど
何故彼らは、国内で核実験をしたり何度もミサイルを発射し続ける国に
対して、あるいは尖閣接続水域内や領海内に何度も侵入し続け尚国内に
核兵器を持つ大国に対して厳しく発言しないのだろうかと思いました。

朝日新聞デジタル
『広島)核軍縮、何が阻むのか 専門家らが8・6討論会』という記事
 …中満氏は、近年の安全保障環境の悪化を指摘。「核兵器を持つ国同士
 の中でも、核兵器国と持たない国の間でも、分断、対立の構図がある」
 と危惧し、「各国が信頼欠乏症に陥っている」と指摘した。


今私は平和運動や芸術の世界でさえ利権や政治的な画策の温床になって
いると強く感じています

広島のなすべきことは、その温床を打ち砕くこと!
その片手落ちの行動を指摘し平和運動団体でさえ中立に行動させることが
広島の役割なのではないでしょうか。
「分断、対立の構図を解消し」「信頼欠乏症を改善させる役割」こそが
広島に求められているのではないかと考えます。


喫緊の課題として、あいちトリエンナーレを経験した多くの日本人が今心
しているのは「ひろしまトリエンナーレ」なのです。
「あいちトリエンナーレ 表現の不自由展・その後」の問題作について振
返ってみます。
 
〇一番の問題は昭和天皇の御真影を燃やす作品として問題となった
 大浦信行氏の動画です。URLはネットにあった全編20分のものです。
  https://youtu.be/WSM9PSOsOFY
 この方はひろしまトリエンナーレのプレイベントにも出品されます。
〇「あいち…」でまず問題になったのは、すでに朝日新聞の捏造と判明し
 ているいわゆる従軍慰安婦像を「平和の少女像」と称して展示。
〇不愉快極まりないのは「間抜けな日本人の墓」も同様です。
 アメリカ国旗を下敷きにしてその上に特攻隊員の遺書や写真などを
 かまくらのように張り付けた作品。
〇さすがに「ひろしまトリエンナーレプレイベント」には出品されていな
 いようですがあいち…」で問題になった作品には福島の放射能被害
 について
揶揄した作品もあります。
 このツイートをご覧ください。
  https://twitter.com/shin_shr190506/status/1184411919450398720 
 このメンバーは以前原爆ドームの背景に「ピカ」文字を書いた作品を
 作ったメンバーとのこと。
 彼らについてまとめたブログです。
 https://bibouroku-jpn.com/chimpom-100renpatsu/
 ちなみにブログ内の『10人中6人は被災者の若者』と動画を擁護する声があ
 ので「発言順」「発言の偏り」を検証してみることにしました。と書かれ
 ているツイート部分をクリックすれば、続きの検証ツイートに。
〇「あいち…」ではこんなツイートもありました。
  https://twitter.com/tad10642142/status/1158650317094846464
  あいちトリエンナーレに行った者です。
  写真は慰安婦像の所にあった説明書きですが、日本語と英語では重要
  所の言葉使いが違います。
  嘘に嘘を重ね、日本を貶める行為は絶対に許せません

 同様の内容について杉田水脈衆議院議員のブログをご覧ください。
  https://antiracism-info.com/database/133455/
  http://nadesiko-action.org/?p=13773

他にも「あいち…」についてはガソリンをまいた犯人が実は津田大輔氏の知
り合いだったとか様々な問題が出てきていますが、ここでは省略します。

ひろしまトリエンナーレでは小泉明郎という方の作品もあるとのこと。
この方は過去に天皇を侮辱したような作品を作った方とのこと。

 ※『広島県への提言』作成時点で抜け落ちてしまっていたのですが
  私も何かを書かなければと思わせてくれたツイートです。
  広島トリエンナーレプレイベントが行われている尾道市百島での
  展示。

  https://twitter.com/nippon_no_tsuki/status/1183888039879135232


「ひろしまトリエンナーレプレイベント」について
M.Yuichi@広島という方が現地報告をされていて拝見しました。

以上のような経過から、ひろしまトリエンナーレについて本当に不安を感
ています。
まずはこの展示について公金を使わないでいただきたい。
これが一番の願いです。

そして彼らがこれもアートだという以上、広島県に対して認めるなとは申
し上げられませんが、これら作品が大変偏った考え方に基づいているとい
うことはご理解頂きたいのです。
プロパガンダとしての役割があることも注意していただきたいのです。

広島が世界平和への強い願いをお持ちであることは理解しています。
私も広島が世界の架け橋であってほしいと願っています。

かつて私が娘時代、薬師寺館長をしておられた高田好胤さんはよくテレビ
に出ておられて、大きな声で「とらわれのないこころ」と話しておられた
と記憶しています。
浅学な私は仏教の教えはこのとらわれのない心を求めているのだと理解し
ているのですが、現実生活では、頑なな自分の心にとらわれずに、自分
心を自由にして、人のよこしまな心を見抜き、流されないで良い選択
をす
ることが大切だと思っています。
今は情報社会です。様々な情報を得る手段もあります。
広島がプロパガンダの手先にだけはならないでください。


尚、先程の現地報告を転載させて頂きます。
ぜひ一度お目を通してください。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185452103625404418
ひろトリ  レポート1
ひろトリのプレイベント、10月5日から12月15日までの開催。
会場は尾道市立博物館と離島である百島(ももしま)の百島アートベース。
百島アートベースは民間の美術展示場。
プレイベントでもやばいものは全てこの離島に展示されている。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185455516492779520
ひろトリ  レポート2
やばいものを集結させている百島は尾道港からフェリーで60分。
係員さんによると、喧騒のない島でゆっくり鑑賞してほしいから、と。
自分的にはこれ、広島市で開催すると大問題になると思う。
敢えて離島で開催して反応を見ている感じがした。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185455755979304960
ひろトリ  レポート3
百島会場はメインの百島アートベース以外に、さらに2つのサブ会場がある。
メイン会場には御真影をおちょくったもの、日本人が凶暴で差別的でありその根源は天皇にあるとする動画作品がある。
これでもアウトだと思うが、実は一番とんでもないものはサブ会場にあった。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185456937497808896
ひろトリ  レポート4
メイン会場の1、2階は撮影禁止。3階は撮影可。
1、2階はほぼすべて天皇に関する展示。
世に訴えたいなら撮影やSNS拡散を奨励すればよいのに、どうやらやばいことは認識している模様。
係員によるとあいトリより先に展示内容場決まっていたとのこと。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185461892124311553
ひろトリ  レポート5
御真影に骸骨や人体解剖図、女性の裸体がやたら挿入されている。
女性の陰毛の近くに龍顔を配置し、帝が陰毛を見て笑顔になっているような構図、龍顔を縦半分にカットして、その半分を女性の裸体に置き換えたものなど。
既成の概念の打破、と説明があった。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185466336924667905
ひろトリ  レポート6
天皇と憲法に関する展示ばかり、大部分が左派の解説つき。
昭和の終盤に富山で同じものを展示し、その際は県議会の指示で中止となったのだが、その中止措置攻撃する『越中の声』という富山発の左翼本が置いてあり、そのスキャンしたものは自由に読める。
その内容がひどい。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185468178131910656
ひろトリ  レポート7
係員から『越中の声』の撮影を禁じられる。現時点でネットにも内容がアップされない富山ローカルの極左本。内容が酷い。
ヒロヒトは大量殺戮者、アキヒトはそれを称える以上は同罪だ。
そもそも天皇はいらない。
天皇は物にすぎない。
ナルヒトの結婚に公金を出すな、など。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185469287776997378
ひろトリ  レポート8
展示物の横に解説書のようにこんな極左本を置く神経がわからない。
天皇「制」を廃止しろ、という主張のみで貫かれた内容。
展示は天皇を侮辱してはいないと言いながら、こんな極左解説本が置いてあるのはおかしい。
しかし、民間が勝手に作った本を置いているだけ、と。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185473511080349696
ひろトリ  レポート9
今回、これこそプロパガンダだと思ったのは2階にある動画作品。
夢の中で警察に父親を連行された、というイントロで、父親は日本人の同調圧力の犠牲者であり、その源は天皇にある、という伝え方。
しかも撮り方にいやらしい工夫があった。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185474914272210944
ひろトリ  レポート10
プロパガンダ動画には日本人の怒りの表情、罵声や乱闘の場面ばかり。
だが何に対してそんなに怒っているのかは一切伝えず、こんなひどい社会ですよ、とばかり。
人々が怒っていたのは昭和帝を揶揄した人形を振り回す反天連のデモなのに。
解説書に反天連の話があるだけで、

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185476095195238401
ひろトリ  レポート11
動画の最後には同調圧力に苦しむ若者が手錠をかけられ、泣きながら警察に連行されるシーンが。
そこに反天連デモに怒る日本人たちが背景として映り、最後は皇居の画像で終わる。
天皇がいる限りマイノリティは除外され、同調圧力で人を抑える社会になるのだ、というつくり。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185476857811984384
ひろトリ  レポート12
メイン会場の百島アートベース以外に、古民家の会場、旧役場を改装した集会所の会場があった。
古民家会場にはこの刀剣。
このイベントは憲法についてもぐいぐい押してくる。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185477833922990082
ひろトリ   レポート13
旧役場の会場には今回の総監督、柳氏の作品が。
赤いLEDで憲法9条の条文を表示するというもの。
芸術なのか、護憲イベントなのかよく分からない。
しかし一番やばいものはその奥の部屋に隠されていた。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185488228851208192
ひろとり  レポート14
旧役場会場はお婆さんが一人で受付をしているだけ。1日に10人くらいしか来ないそうだ。
その奥の和室。40インチくらいのディスプレイが。お婆さんに聞くと動画作品を流すためで、11月16日と17日に上映する、と。
内容は知らないとのこと。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185509847799758848
ひろトリ  レポート15
そのディスプレイのある和室に張り紙を発見。
そこには「遠近を超えてⅡ」というタイトルが。
そう、御真影を燃やす内容の動画。
すでにスタンバイ状態。
11月16日、17日に上映されるのはまず間違いないと思われる。
ちなみにその日は入場料が普段の2倍の3000円なり。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185519371919060992
ひろトリ  レポート16
やはり彼らのコアな思想は対話企画(トークイベント)で語られるようで、そこに集まる人々が一番イベントの趣旨を理解するのだと思う。
狭い和室の中での洗脳集会の様相を呈すのではないかと思われる。
一般向けではなく、対話企画の参加者のみに見せる手法は卑怯。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185529988453285889
ひろトリ   レポート17
百島は最盛期に3600人の人口。今では500人を切る。高齢者ばかり。
お婆さん、若い人が来よるよ、だが展示は知らない、と。
お爺さん、来年には幼稚園がなくなり、やがて小学校もなくなる、と。
文化発信のできるイベントは良いね、と。
島の状況を利用していると思われた。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185536583501434887
ひろトリ  レポート18
係員によると来年の本編は全く決まっていない、と。
だがプレイベントで極端な片側の主張、プロパガンダを垂れ流すだけで十分に問題。
御真影もさることながら、先述の動画作品もかなり問題だと思うし、反天皇、護憲のテーマに貫かれたものを公金で開催するのはありえない。

https://twitter.com/MYuichi3/status/1185552327081512961
ひろトリ  レポート19(完)
facebookからの情報だが、湯崎県知事はある集会にてこの話を問われ、このままの内容で本番を開催することへの懸念を示したとのこと。
プロパガンダイベントが実行委員長である知事の判断により、内容を変更するか、未執行部分の公金注入を止めるかの措置をとって欲しい。